




こんにちは、かがみ(@cony_tas)です!
自分で描いたイラストのTシャツや服に模様を入れたい時ってありますよね?
そんな時、いかに合成している感を消して自然に入れられるかが大事になってきます。
ということで今回は、Photoshopの「置き換えフィルター」を使ってTシャツに文字や柄を入れる方法をご紹介します。
記事の内容
PhotoshopでイラストのTシャツに文字や柄を自然に入れる方法
記事の信頼性
現役Web/UIデザイナー兼フロントエンドエンジニアのかがみ(@cony_tas)が解説します。
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PhotoshopでTシャツに文字や柄を綺麗に入れよう!【 置き換え 】
- 使用ソフト:Photoshop
- 所要時間:10分
最初にあなたの描いたイラストをPhotoshopで開いてください。
イラストのレイヤーはできれば分かれていたほうが簡単です。

Tシャツの選択範囲を取って調整する
イラストを開いたら、下記の手順でTシャツの選択範囲を取ってコピーを作ります。
- 1.レイヤーの一番上に、キーボードの「Ctrl+Shift+Alt+E」で統合レイヤーを一枚作成
- 2.Tシャツのレイヤーを「Ctrl+マウスの左クリック」で選択範囲を取り、統合レイヤーからTシャツ部分をコピー&ペーストする

すると、下の画像のように統合レイヤーからTシャツ部分を影を含めてコピーを作成できます。

コピーしたレイヤーに調整レイヤーの「白黒」で白黒にして、「レベル補正」でコントラストを調整してください。

Tシャツのコピー部分を調整したら、一旦PSDで別名保存します。
これで置き換えフィルターを適用する前の準備は完了です。
柄を読み込んで置き換えフィルターを適用する
次に、Tシャツに入れたい柄の画像をフリー素材等で用意し、イラストのレイヤーの一番上に読み込んでください。

読み込んだら柄のレイヤーを選択した状態で、メニューの「フィルター⇒変形⇒置き換え」を選択し、先ほど保存したTシャツ単体のPSDを選択して適用します。
ちなみに置き換えフィルターのウィンドウの中で、「水平比率と垂直比率」というものがありますが、数値を大きくするほど歪みが強くなります。
今回は、どちらも20で設定しました。
置き換えを適用したら柄の画像が変形するので、Tシャツの選択範囲を取ってクリッピングマスクで切り抜いてください。

最後に、柄の描画モードをお好みのものにしてイラストに馴染ませたり、透明度や違和感のある部分をぼかしたりして自然な見た目になるように調整すれば完了です。

こちらは文字を入れたVerです。




最後に:PhotoshopでTシャツに文字や柄を綺麗に入れよう!【 置き換え 】
PhotoshopでTシャツに模様を自然に入れる方法はいかがだったでしょうか。
ただ上からマスクで模様を重ねるより、服のしわや影に合わせて馴染ませられるので、より自然な見た目になりますね!
あなたの描いたイラストの最後の仕上げに良かったら試してみてくださいね♪
それでは、また次回の記事で!
